田舎暮らしができる人 できない人(玉村豊男)を読んだ

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最近面白かった本(玉村豊男さんの「田舎暮らしができる人 できない人」)

 

内容はよくある田舎暮らしの理想と現実みたいな内容ですが、直接は田舎と関係ない面白い話も沢山紹介されていました。

 

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スローライフと聞くとのんびりした生活をイメージししがちですが、スローライフがスローフードと同じように”伝統的な生活様式を送る事”と解釈すると、確かにお金で買えばすぐに済むものでもイチイチ時間をかけて色々やらないといけません。

自分で作れば1週間かかるものをお金さえ出せば1日で完成して7日間はゆっくりできるのですから、スローライフならぬ”スローな生活”がしたいならスローライフなんて目指さずパッとお金出したほうが効率的だという事ですね。

 

いわゆる「農業して~」と言うような”自然に囲まれたイメージ”だって、いざ農業するとなると物凄い手間がかかったり、お金がかかったり、虫と戦わないといけなかったりするわけで。

要は言葉通りのイメージの生活を送ってるわけじゃないよ、と紹介されていました(ご本人も取材の時だけ、絵になるという理由で夕陽を眺める写真を撮らされたりするようです。普段は忙しくてそんな時間がないのに)

 

 

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そもそも働くって、お金を得るとか以前に「体を動かす」という意味だったようです。

そう考えると、確かに老後でも何でも「よし、いっちょやってやるぞ」みたいな心か体が前向きに”動く”ようなものがあるというのは良いですよね。

逆に読書などの”消費活動”は、どうも前のめりになって動くようなものではないのかなぁと最近思います。

(それにしても”傍を楽にする”というのが語源と言う間違いが広まっているのは怖いですね。戦時中の軍国主義化によって”いただきます”が一般化した話と同じようでゾッとしました。「お客様は神様」なんかも誤解されて広まっているようですし、耳障りのいい言葉には変に納得させられそうになっていないか注意したいところです)

 

 

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自分一人で金を稼いで生活を成立させていると思っている夫と、社会や経済を深く知らないのに謎の自信に満ちていく妻。

この項目は非常に非常に面白いので皆さんに読んでもらいたいです(笑)

やっぱり男女ともに少しでも仕事と家事に関りがないと、相手の事を想像できずに変な方向に行ってしまいがちな気がします。