結論から言うと、この本は右も左もわからない状態からFIREを目指す方にお勧めですね。
・リタイアを目指すには特別な仕事は必要ない事
・節約の重要性
・投資の重要性
・リタイアするのに、そこまで貯蓄は必要ない事
など、実際にFIREするまでに必要なことや、フローが詳しく書かれています。
日本国内でも期間工でお金を貯めて、セミリタイアしつつ投資している方などもいますよね。
そういった生き方を目指す方にはうってつけの本だと思います。
たださぁ…
著者がヒステリックBBA過ぎないかい?
夫がその都度正しい選択をしてきたなら、夫が本書けば良かったんじゃないのかと思うんだけど。
本の半分くらいは暗い話や、作者の全く興味ないストーリーだしよぉ…('Д')
この本読んで、欠乏マインド(貧乏がゆえに金を欲しがるマインド/著者が自分で紹介)の作者にひどく同情してしまった。
ストーリーが「私も極貧だったけど…」と、情報商材売るときと同じ流れなんだよな。
作者も自分で言っていたように「カネカネカネカネカネ…」って感じで、いわゆる”のんびりリタイア”みたいなノリでは一切ないですね(こちらも本の中でご自身で言っておられましたが)。
「好きなことより効率よく稼げる仕事に就いて、節約して投資してさっさとリタイアしろ」と言うのが作者の主張ですから。
本の副題も「最速でお金から自由になれる究極メソッド」とありますので、まさしくタイトル通りの内容です。
”仕事がそこまで嫌じゃないけど、仕事以外にやりたいことがあるし早期リタイアしたい”という人にはかなりオススメです。
逆に現時点で仕事が物凄く嫌な人は、嫌で仕方がない仕事を10年も続けられないと思うので、他の方法を考えたほうが良いんじゃないかと思いますけどね。
いずれにせよこの本で触れられていることは”最速メソッド”なので、個人個人でうまく選んでいけばいいと思います。
それこそ投資や節約の重要性、そこまで貯金が必要ない事を知っているだけでもだいぶ違いますからね。